人は亡くなると透明人間になります
最初は戸惑いますが
慣れてくると自分が何をすべきかを考えるようになります
そのときに、残してきた人たちのために働こうと思う…のですが
よかれとがんばっても、わかってくれない
悪いことしてる孫を見ても注意できない
危険が迫っているのに、守ってあげるだけの力がない
そんなこともあるわけです
そして思い出します
生きていた時の経験を
選択ミスしたこととか
人に言えないことをしたことを
「こうやって見られてたのか…」
そう思って振り返ると、ご先祖様たちがいたりして
恥ずかしいやら、情けないやら
そうやって
少しずつ 少しずつ
生きていた時のことをテキストにして成長していくから
とても時間がかかるのです
死は成人式
体がある間は学生のようなものです