12月のキャンペーンの合言葉は
今年一年で見たり聞いたりした善い事の中でも、いちばん印象に残っている善い事を教えてください
キャンペーンの合言葉の解説です
皆さん、色々街で見かけた善い事や、お知り合いの方から聞いた善い事、メディアで知った善い事を教えてくださいました
が、悪い事は覚えているけれど、世間で行われている善い事はあまり覚えていないとの意見をよくいただきました
自分に起きた都合の良いことは印象深いけれど、見かけた善い事や聞いた善い事は、その時にハッとしますが忘れてしまうことが多いようですね
それはその経験を他者に話すことをしないからです
一度でも他者に話すと印象深くなります
なので、街で見かけたり、聞いたりした善い事は、すぐに誰かに「こんな善い事を見かけたよ」と話すようにしましょう
ただ、その「善い事」の基準となると、これが難しい
例えば愛国心
「家族を守るために国を守る」
「国を守るために敵国の兵を殺す」
それは自分たちにとっては「善い事」ですが、誰が決めたかわからない敵国の兵隊さんの、その家族には「悪い事」となります
つまり、こちらにとっての善い事は、善い事ではなくて都合の良いことであって、あちらにとっては都合の悪い事ということになります
それはとても矛盾したことですね
善とは何なのか?
その善を神に祈り願う人たち
つまり、善とは人が是とするか、否とするかによるということです
是とすることから、それを行う神様を善とするわけです
多くの人が是とするものが、善として神様が顕現するのです
ならば
人は「善い事だな」と思うことを、自分だけの記憶とするのではなく
他者とシェアすることで、道徳という多くの人が是とするものを作っていかねばなりません
時代の進歩と共に、人が是とするものを変化させて
それに伴って善を神様に願うことになります
あなたは未来に向けて、どんな善を神様に願いますか?
そんな善を一人でも多くの人と語り合い、すり合わせることが、すべての人に良い未来
つまり、善い未来が作れるのではないかと思います