夏だ!
泳ぎたいけれど、海へ行く余裕がない
なので「あまんちゅ!」というアニメを観て少しは海へ行った気分になろうかな
と、思って観ていたら
ついつい海よりも真斗先生に注目してしまう
個性的で一見対照的だけど、似ている部分がある主役の二人を、バディとしての助け合いまで持っていく真斗先生姿は
昭和の教育が身に染み付いた「大人の人たち」が、新世界を豊かにするためになるべき姿が描かれているように思います
平成や令和生まれの、個性を尊重して助け合うことを学校で学んだ人たちに
社会の中でも、そうやって生きることが素敵なことなのだと思えるよう
ヒントを出したり、助け船を渡したり
彼女らが、自分たちで手に手を取って立ち上がれるように、そっと支えるように描かれている
「真斗先生みたいな支え方ができたらなー」なんてしみじみ思うわけです
こんなふうに、日本の漫画やアニメには道徳観がある
それはきっと古来から日本に伝わるものであって、集団で生きるしかできない人間にとっての豊かさなのでしょう
だから世界中の人に日本の漫画やアニメ求められて、広まっていくわけで
世界中の人々が「思いやり」や「察すること」とか、「分けあったり、助け合う」ことを、本心では求めているということが証明されているのではなかろうか
ただ、その邪魔をしているのが人々を消費者としか見ていない利権者や、最後の部分でねじれてしまっている宗教
だから思うのです
人々が文化を通して広めていく道徳が
いままでの政治が宗教を利用して広めていた偽物の道徳を凌駕していくのだろうと
その時にこそ、涅槃図に示されるような弥勒の世となるのではないかと思います