『人生は苦に満ちている』と人の世の現実
『身は苦しみの集まるところ。』
いかにこれを楽しみ
思い通りにならない現実の中にこそ、最上の楽を得る生き方を見つけることができるのではないでしょうか。
それは、避けがたい現実をありのままに受け止めていく心を持ち、常に善き言葉と行いを示し続けながら、幸せや喜びを見いだしていく道。
その幸せを分かち合っていく道なのかもしれませんね。
だからこそ人生の修行の基盤は日常生活にあると思いました。
誰にでも仏の慈悲の心に通じる”仏性”(ぶっしょう)があると言われていて
誰もが持っている人を慈しむ心や、優しい心と言えるでしょう。
なかなかできることではありませんが、どのような場面であっても、その善き心と言葉と行いに示し続けていくことによって、自らの仏性は磨かれていくと。
日常生活、特に社会生活の基盤となる
家庭や地域、学校や会社こそ自らを磨く修行の場として、身近な方々とのご縁や関係を大切にすること。
その身近なコミュニティの和を重んじ、融和と奉仕の精神を身に表し続ける努力をしていくことが人生の修行なんだと・・・・。