4月のキャンペーンの合言葉は
東洋思想の「気」は、エネルギーの源のようなイメージです
東洋医学では「血」という栄養や酸素を乗せて運ぶトラックのようなものを「気」だと説明する先生もおられます
この「気」を得るために食べ物や空気から気を取り込みますが
もう一つ気を得る方法があります
それは、体を失って魂という気持ちや意思というエネルギー体になったときに「気」を得る方法の一つでもあります
さて、その方法はどのような方法でしょうか?
という質問でした
キャンペーンの合言葉の解説です
体のある人が何かしら行動する理由を考えたとき
それはおおむね死なないために体を維持すること
すなわち、食べることと眠ることに通じます
たとえば仕事をして働くことは収入を得ることであり、ご飯を食べたり、体力を使わずに効率的にかつ便利に生きるためだったりします
少し問題発言になりますが、着飾ることもよりよいパートナーを見つける為の手法ともなり
それは子孫繁栄、つまり老いて働けなくなってもご飯が食べれることにつながります
住まいを手に入れることは、安心して眠り病にならない体作りをするために必要なことです
このように、意識するにせよ、しないにせよ
人の行動の多くは生きるために食べ、食べるために生きる工夫をし
眠るために環境を整えます
ただ、食べることや眠ること、つまり生きるための恒常性の維持とまったく関係ないことが存在します
それは
「趣味」です
音楽や芸術やスポーツ
遊びやレクリエーション
仕事という人もおられますが
いずれにしても楽しいこと
心が満ち足りて豊かになることです
この「満ち足りる」ということが重要で
たとえば、趣味や楽しみにおいては、寝食を忘れて集中できます
それでもどんどん力が湧いてきます
つまり
楽しいこと、嬉しいことという喜びがエネルギーを湧き起こし、容れ物いっぱいに満ちて充分足りるのですね
嫌な仕事、したくない仕事をしなければならないときこそ
時間を作って楽しいことや嬉しいことをする
そうやって自分の中でエネルギーを練って、嫌な仕事やしたくない仕事をやり遂げるためのエネルギーにする
そうすれば、その達成感が喜びとして疲れを補ってくれます
このように、人は自分の心の中からエネルギーを練って湧き起こすことができます
それは魂と呼ばれる心でなされることですから
体を失った魂だけになった人にもできることです
つまり、ご先祖様へのご供養とお布施は
ご先祖様に喜んでもらえることをすることなんですね
喜んでもらえることをして差し上げること
これはご先祖様のみならず
神仏様にも
友人や知人にも
ご家族にもして差し上げるべきこととなります
それこそが、相手の喜びであり
さらには自分の喜びでもあるのです
食べて栄養を取り込むこと、空気を吸って酸素を取り込むこと
それ以外にも
喜んでもらうことや、喜ぶことが
気を練り作りあげることにになります
実は、この自分の心の中から精製する気が
なにより純度の高い質の良い気となるのです