7月のキャンペーンの合言葉は質問です
「おかげさま」
「お互いさま」
これは理想の世界の象徴であり、目指すべき目標、「富」という自分のためだけの利益ではなく「豊かさ」をもたらすものです
では、この「おかげさま」「お互いさま」を感じるために必要なことは何でしょうか?
自分なりのイメージで言い表してみてください
キャンペーンの合言葉の解説です
「おかげさま」「お互いさま」を感じるために必要なことは何でしょうか?という質問ですが
「おかげさま」というのは、誰かに何かをしてもらってありがたいという気持ちを持った時に「おかげさま」と言葉にだしますよね
それは誰かが自分にとって都合の良いことをしてくださったということです
これを感じやすいのは、目に見える方々がしてくださったときですね
家族、親戚、会社の同僚、サークルの仲間、地域住民の方々、そして友達
では、お買い物に行くスーパーの人たちにはどうでしょう?
ネットで買い物したものを大汗かきながら届けてくださる運送屋さんはどうでしょう?
テーマパークのキャストの皆さんはどうでしょう?
「仕事して労働対価をもらっているんだから、別にありがたいとは思わない」という意見もあるでしょう
ですが、皆さんは労働する時に「お給料のためにしか働いていないから」とは思わないのではないですか?
そういう側面もありつつも、仕事にやり甲斐を見つけ出したり、創意工夫して仕事の効率化をはかったりしませんか?
人間関係が上手くいかない会社だったら、雰囲気がなんとかならないか?と考えたりしますよね
つまり、人はいつも誰かのために何かして働いているのです
「働く」という字が物語っていますね
「人」が「動く」と書きますね
人が動くことがすでに働くことなのです
会社で働く
地域のために働く
家事をして働く
育児で働く
こうやって人はいつも誰かのために働くわけです
だから、目の前にいる人だけが自分のために働いてくださっているわけではありません
地球の裏側や、太平洋の真ん中で、今日自分が食べているものを栽培したり、命をかけて漁をしてくださっている人もおられます
いま使っている便利な道具をさらに便利にする為に、毎日頭を抱えながら研究してくださっている方もおられます
いま住んでいる快適な住まいの中のもののすべてを、額に汗しながら作ってくださっている方々もおられます
そして、目には映らないご先祖様も、安全に暮らせるように、豊かに暮らせるように日夜働いてくださっていますね
トラブルもなく、快適に日々の生活ができることこそが誰かの働きで成り立っているわけで
それを「おかげさま」と言います
そして、それなら自分も誰かの役に立つ為に、自分に出来ることだけでも精一杯!誰かのためにやってみよう
というのが「お互いさま」となるわけです
「お互いさまの輪を広げる」
それは弥勒の世を作り上げていく方法のひとつなのですね
いますぐにはならないかもしれません
でも、何世代か先にはそうなるよう、いまだからこそ、後世につながるようにと恥ずかしげも無く「おかげさま」「お互いさま」と大きな声で言いたいものです