先月はご先祖様になってもらいました
今月は人を作った神様になってもらいましょう!
神様が人を作ったと仮定して
神様が人を考えることができる生き物にした理由は何でしょうか?
ヒント、人を作った神様になった気持ちで、人に何を求めるのかを想像してみてください
9月のキャンペーンの合言葉の解説です
地球が作られ、海と大陸ができ、生き物や植物が造られ
そして人が造られました
これを偶然の産物として考えるのか?
それとも神様の御業と考えるのか?
偶然の産物とすれば、いま私たち人間が繁栄しているのは奇跡というしかありません
確率で言ったら、生命が誕生する確率は10の4万乗分の1という天文学的数字と言われています
そして、生まれた生命から人が生まれる確率は、それぞれ3億分の1の確率でいくつかの進化を得る過程を経て初めての人が生まれます
人間になる種の進化の過程がどれほどの数字かは定かではないのでおおよその数字すらわかりませんが、10の3千乗分の1のさらに進化の過程乗分の1ということになります
さらには、最初の人間からあなたが生まれる確率は、70兆分の1✕約16000世代となります
この最初の生命が誕生し、最初の人間が誕生し、あなたが生まれる確率は10の265000乗分の1という、想像を絶するほど小さな数字になります
数字の大きさを実感するのが難しいですが、あなたが今ここに存在しているという事実が、どれほど特別なことなのかを改めて感じさせてくれます
その特別な人であるあなたが、この奇跡のなかで神様になったつもりで何を考えるのか?
そこに「正しい」も「間違い」もありません
それが「是」、道理にかなったことですね
つまり神様が人を考えるように作った理由は…
それが道理だからです
必然ですね
この必然が大切な考え方です
天照大御神のことを示すこの「必然」という言葉
地球ができてから46億年の歴史の中の、産業革命からたった300年弱で地球の温暖化などによる気候変動による食糧危機での人類滅亡のシナリオが見えてきたのも必然
恐竜のように隕石で滅亡するのではなく、人災のような形で人類は滅亡してしまうシナリオ
だからこそ、神様は考える力を人に与えて、世界中の人が一致団結して滅亡のシナリオを書き換えることに期待しているのではないでしょうか
それは人類の滅亡を阻止して、何よりも揺るがない信頼をよせている足の下の地球が、泥舟ではなくノアの方舟となるように皆で知恵をふり絞ること
たとえば
「お陰さまとお互いさま」
そこから生まれる「察し合い」「分け合い」「助け合い」
こんな誰でも持っている当たり前のことも、シナリオを書き換える道理の一つだと思います
ただ、多くの方が思うことがあります
「こんな小さなわたしに何ができるのか?」
そしておちいるのが
「何もできないじゃあないか」だから「何もしない」
でも、何ができることはないかと話し合ったり、何ができるかと智恵を出し合ったりすることはできますよね
そうやって自分一人ではなく、多くの人と協力することも人の智恵です
今すぐではなく、後世も巻き込んで智恵を出し切ることもできます
先月はご先祖様になってみて子孫に伝えていくことが大切だとお伝えしました
自分一人から何人の子孫が生まれるのか?
10世代栄えたとすると、300年で1000人を超えます
1000人の自分と同じ意見を持った人が生まれてくるわけです
その一人一人が同じ意見を持つ10人の人たちと共感できたら10000人の同じ意見を持つ人がいることになります
この数字は家系が栄えた時の最小の数字ですが、大きな大きな意志ですよね
これも道理です
では神様の人に対する想いとは
そうやって人間たちがやがて必ずくる地球の滅亡を乗り越え、おおいなる意志としての「神」という存在となってくれよと願うことなのかもしれませんね