3月のキャンペーンの合言葉は、よく想像して教えてください
「自分が死んで魂の姿になったと想像してください。曾祖父、曾祖母になった自分は、曾孫にどうしてもらえたら喜びを感じるでしょうか?」
お子さんや跡継ぎさんがいない方も、曾孫がいると仮定して想像してください。
今月は「わからない」はお答えになりません
3月のキャンペーンの合言葉の解説です
子孫たちが日々元気で過ごせるように守ってあげたいし、願いを叶えてあげたいですよね
それに、お話しだってしたいですよね
でも、それができたとしても、きっと物足りなくなりますよ
そもそもこの質問は、ご先祖様の立場に立ってもらうことを目的にした質問です
ご先祖様が自分を見てどう思うか?
見えない体という中途半端な状況は、どんどん欲深くなっていきます
たとえば、我が子の子ども、つまり孫がすくすく成長して
その孫が子どもを生んだとします
ひ孫ですね
今の時代、ひ孫は生きている間に触れ合う確率のほうが高いです
しかし、赤ちゃんか幼児の頃までのことが多いでしょうね
いちばん可愛い時に、お別れすることになります
我が子が孫にご供養やお布施を伝えてなかったら
孫がひ孫に教えることはありません
透明人間になって、昨日まで抱きつきにきていた子が、今日は声をかけても振り向いてくれない
触ろうとしても触れない
目が合うこともない
名前を呼んでくれることもない
仏壇に手を合わせている姿を後ろから眺めているだけ
お願いは神様にばかりで、自分にはお願いしてくれない
何もできていないのに、お尻を向けて「ありがとう」だけ言われてしまう
こういう、目の前の大切なものに手の届かないものを置かれた状況
おあずけの状況になったとき
たいていの人は、それがどうしても欲しくなります
欲はどんどん大きくなります
やがて諦め、失望になっていきます
それは不成仏霊という存在です
名前を呼んでくれたら嬉しい。
頼ってもらえたら嬉しい。
ご先祖様たちも、同じように思っておられるでしょうね