3月のキャンペーンの合言葉です
今月のキャンペーンの合言葉は歴史的なことです
調べてみてください
ただ、できるだけ深いところまで調べてもらえると嬉しいです
さて質問です
「パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長は、同じ神様を信じる人々どうしが武力闘争するなかで、ノーベル平和賞を受賞できたのはなぜでしょうか?また、せっかく停戦できたのに数年後にまたミサイル攻撃や武力闘争を行うようになった理由は何でしょうか?」
軍事国家へと舵を切ろうとしている日本にとって、一考すべき歴史的事実について調べてみましょう
キャンペーンの合言葉の解説です
現代において「戦争」とはどんな意味のある行為なのか?
その悲惨さであったり、後々続く苦しみを知っているにも関わらず、それを示唆して人々を扇動する理由は何のためなのか?
歴史を振り返ったら、そういう疑問から考え、最善の決断をされた方も大勢おられます
そんな方たちの一人、PLOが武装放棄した時のアラファト議長の言葉
パレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長が武装放棄とイスラエルの生存権を認めた歴史的な「オスロ合意(1993年)」において
アラファト議長はイスラエルのラビン首相に対し、書簡を通じて以下の表明を行いました
PLOは中東における武力闘争やテロ、その他の暴力行為の放棄を公約し、イスラエルの国家としての生存権を承認するという内容です
このときに、アラファト議長は「勇気ある和平」という言葉と共に武器を捨てました
1994年のノーベル平和賞受賞時の講演やそれ以前の演説でも、武装闘争から平和的解決への転換を「勇敢な平和(Peace of the brave)」と呼びました
それまでのアラファト議長の姿勢は「一方の手にはオリーブの枝(平和)、もう一方の手には銃(武装闘争)」という強行派でした
しかし、オリーブの枝のみを選ぶ姿勢をアラファト議長が明確にしました
こうやって、同じ神様を信仰する者同士が共存する道を提案したわけです
そして、それを世界が賛美したのです
それ故のノーベル平和賞です
この、世界が賛美したということが重要な部分ですね
いまの世界でほとんどの人々に「戦争は悪だ」という認識があります
戦争こそが善だと思っている人はほとんどいないでしょう
それでも武器を持つのは「利益になる」と思っている人だけじゃないでしょうか
「戦争にならないための抑止力」は奇弁としか聞こえません
武器を持たないことが「世界平和を願う勇気ある行動」なのだと思います
そうやって日本は世界からの信頼を得ているのです
「自衛隊は武器を持っているではないか?」という声が聞こえますが
持っていても使わないことを徹底する堅い意思を持っているのですから、武器を売ったり、他の予算を削って武器を買うのとは訳が違います
しかしながら、そのオスロ合意後もイスラエルはヨルダン川西岸でのユダヤ人入植地建設を続け、パレスチナ人の土地を削減したり
イスラエルの中での戦争をしたい強行派によるラビン首相の暗殺や、右派政権の誕生による和平への道のりの停滞や
パレスチナの中の強行派で、合意に反対するハマスらによる自爆テロの頻発などがあリ
「強者(国家)」のイスラエルと「弱者(非国家主体)」のPLOという構造上、パレスチナ側の土地や権利が一方的に制限されることもあり
力の連鎖により、双方が「相手は和平の意思がない」と認識して対話が進んでしまって
結局オスロ合意も皆さんがニュースで見聞きするように破綻してしまい
現在イスラエルはPLO以外にも、イラクやレバノンやヒズボラと、あちこちに戦争を仕掛けています
そのどれもが、今現在の「大衆の平和で平等で安らかな暮らしをしたいという意見」を尊重せず
利益を追い求める人が、政府という虎の皮をかぶって国を引率している現状が招いていることです
だからこそ、平和や平等そして何より平安を願う方々は、その実現を願い、個々に考えることが大切なことだと思うのです